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E21のハザードスイッチは奇妙な構造になっている。
スイッチ自体は押し込むとロックがかかり、もう一度押すとロックが解除されるタイプのよくあるスイッチ。普通なら押し込んでロックがかかった状態でハザードがオンになると思うだろう。しかし、E21はこれが逆になっている。押し込んだ状態がハザードオフになるのである。
そのためロックが壊れてしまうとハザードが着きっぱなし、バッテリーがあがってしまう。
E21では定番のトラブルらしく、黒森2号もしっかりとその洗礼を受けてしまった。
いざという時のためにスイッチを押し込んでおくためのガムテープは必携らしい(笑)
新品に交換したとしてもスイッチの構造上の問題のため、再発するのは確実である。
そこで市販のトグルスイッチを使って自作してみた。
HaynesのRepairManualに掲載されている配線図を見ればすぐにできると思っていたが……これはUS仕様のもので日本仕様の黒森2号はまったく違う配線になっていた。調べてみるとスイッチの部品番号もUS仕様と日本仕様では違うものになっている。
仕方がないのでスイッチとコネクタの導通をテスターとジャンパー線で確認しながらの作業になった。スイッチは日本橋の電子部品屋で購入。カー用品店で売っているスイッチは端子の数が足りないので使えなかった。中の配線はとてもお見せできるシロモノではないので割愛(^^;
適当な固定方法が無かったので両面テープで貼り付けたが、やはり振動で浮いてきてしまう。
配線も含めてまだまだ再考の余地はたっぷり残っている……
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