純正シート脱着
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Z3の場合、幌を開けておけば作業はやりやすい。
ネジを外すのは5カ所だけだが、16mm、13mmという日本ではあまり使われていないサイズになる。
特に16mmのレンチはホームセンターでは置いていない場合が多いので、作業開始後に慌てないように(^^;
ここで紹介するのは左ハンドル車の助手席側になるが、基本的な手順はハンドルの左右、運転席、助手席に関係ない。
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手順1
シートベルトを固定しているボルトを外す。
使用するレンチのサイズは16mm。
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手順2
シートを一番後ろまで下げて、シートレール前部をとめているナット(13mm)を外す。
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手順3
シートを一番前に動かして、シートレール後部をとめているボルト(16mm)を外す。
ここはレンチを振るスペースがあまり無いので、エクステンションを上手く使って作業スペースを確保する。
シートを外した後の作業の都合等でシートポジションを決めておく必要がある場合は、この時点できめておくこと。
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【注意!】
ここから先の作業は必ずバッテリーのマイナス端子を外してから行うこと。
バッテリーを繋いだ状態でシートに繋がっているコネクタを外すと、エアバッグ警告灯が点灯する場合がある。
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手順4
シートを持ち上げて、座面の裏に繋がっているケーブルを外す。
コネクタにはロック機構が付いているので、力任せに引っ張って破損することがないように注意する。
黒森1号の助手席の場合は4カ所だったが、シートヒーターの有無等で繋がっているケーブルの本数は変わってくると思う。
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手順5
すべてのネジとコネクタを外したら、クルマからシートを下ろす。
純正シートはかなり重いので、持ち上げるときに腰を痛めないように注意すること。
また、サイドステップをキズつけてしまう可能性が高いので、毛布などで養生しておくとよい。
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