ロールバー
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黒森1号は97年式Z3。この年式にはロールバーが装備されていない。中古の純正ロールバーを入れることも考えたが、どうせやるなら車体剛性アップも期待できるロールケージに近いモノにしたい。
最初は鋼材屋でシームレスパイプを買って自作することも考えた。しかし、あっさり挫折 orz
素人がパイプ曲げに手を出すには相当な覚悟が必要だ。仮に必要な工具がすべて揃っていたとしても、イメージ通りのロールバーができるまでに、ロールバーのような形をした「前衛的芸術作品」(要は鉄クズ(^^;)を大量に作らなければならないだろう。敷居はあまりに高すぎる……
というわけで、Auto Bahn Sport 恵比寿さんでワンオフ作製してもらった。
基本形状は4点式で、リア周りのみの補強になる。
これに4点シートベルト用のアンカーが取り付けられるようにバーを追加している。
サイドバーをフロント側に延ばした6点式にすることも考えたが、シートポジションによる取り回しの問題、乗り降りに若干ながら影響が出る(ファミリーカーとしては大きな問題(^^;)ことから、この案は見送ることにした。
後方視界確保、小物入れの使い勝手を考えて、斜行バーも追加しないことにした。
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後方から見たロールバー
幌収納部分へバーを延ばし、ボディパネルに固定している。
リア側は純正ロールバー固定位置へ延ばすのが一般的だが、この位置ではボディ剛性の向上は望めないとのこと。
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リア側バーのアップ
この位置への取り付けなので、オープンにすると、どうしてもリアスクリーンに干渉してしまう。
開けっ放しにしているとスクリーンに跡がついてしまうが、これは仕方ない。
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4点シートベルト用アンカー取り付け位置
シート後方の追加バーにネジを溶接してもらった。
これで2シーター用の4点シートベルトが簡単に取り付けられる。
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リア小物入れ開閉ボタン
追加バーは開閉ボタンに干渉せず、荷物の出し入れに影響しない位置に取り付けてもらった。
上下共に何の問題なく使用可能になっている。
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フロア取り付け部分
フロアに穴を開けてガッチリとネジ止めしている。
カーペットの切り取り方はもっと綺麗に仕上げる方法はあるが、そこまでするには内装を全部剥がす必要がある。見た目より機能優先なので、黒森としてはこれで十分である。
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フロアのあて板
外側にはあて板が付いている。これはロールケージには絶対必要な部品。
水が進入しないようにコーキングもしっかりとしてある。
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後方視界
運転席から後ろを振り向いた黒森の視点で撮影。
ロールバーによる視界の干渉は一切無い。
逆に言えば、幌を閉めた状態ではゴツいロールバーが着いていることは後ろからわからないということか(^^;
ハッタリをカマすという意味でも斜行バーは有効ということ(笑)
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●ウィンドディフレクタ装着
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オープン走行時、風の巻き込みを防いでくれるのがウィンドディフレクタ。ワンオフロールバーに対応した既製品など存在しないので自作してみた。
メインの材料はホームセンターで買ったリアウィンドウ用サンシェード。メッシュでできていて、丸めて小さくできるというアレ。BMW純正のウィンドディフレクタもメッシュ生地なので、効果があると信じて購入(と言っても特価品300円也(^^;)。
固定用にマジックテープを縫いつけて完成。取り付けてみると、まるで誂えたかのようなフィット感(笑)パッと見では300円のサンシェードには見えない(ウソ。一発で見抜かれた(^^;)。
このようなお手軽品でもオープン走行中に車内で渦巻く風が激減!これなら高速を走って問題ないだろう。久しぶりにコストパフォーマンス大のDIYで満足(笑)
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