ブレーキ
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1号のフロントブレーキは最終的には4ポッド対向キャリパー+大径ローターを目標としており、既にパーツの一部は確保済みである。とは言ってもワンオフパーツも必要で主に資金的な問題で実現はまだまだ先になりそうである。
実現までノーマルで騙し騙し乗り続けようと思っていたが、パッドやローターの磨耗は日増しに気になってくる。ブレーキペダルのストロークも増えてきたように感じるので、まずはフロントブレーキのメンテを行うことにする。
ネットオークションでATE パワーローターを落札。個人輸入するよりは少々高い、国内のショップで買うよりは送料込みでも安いといった値段だったのでまずは納得の買い物であろう。
当然ながら交換作業はDIYである。
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【注意】
以下の作業内容には肝心な記述が抜けていたり、詳細なデータが記載されていない場合がある。
黒森の作業手順を鵜呑みにしないで、必ずサービスマニュアル等で手順、締め付けトルクなどのデータを確認してから作業を行うように!
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ジャッキアップしてウマを掛けてタイヤを外して作業開始。
ローター交換の作業自体は難しいものではない。パッドセンサー、キャリパーを外してローターを固定しているボルト1本を抜けば簡単にローターは外せる。
ローターが磨耗して耳が出ている場合は、ウォーターポンププライヤー等でピストンを押し戻しておかないと、パッドが引っかかってキャリパーが外れない。磨耗した状態でブレーキフルードの交換や継ぎ足しをしていると、この時にリザーバーから溢れることがあるので注意が必要。
また、キャリパーを固定しているボルトは高いトルクで締め付けられている上、強固に固着している事が多いのでブレーカーバー等、トルクをかけられる適切な工具での作業が必要になる。
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外したキャリパーはブレーキホースに負担がかからないようにサスに吊しておく。
紐や針金を使う方法がよく紹介されているが、黒森は針金製のハンガーを曲げて使っている。このハンガー、ペンチで簡単に曲げられるし適度な太さと強度があるので、パーツの仮固定等、ガレージ作業では意外と重宝することが多い。クリーニングに出せば溜まる一方、どこの家庭でも余っているものなのでガレージに数本、常備しておくことをお薦めする。
黒森は車のトランクにも常備している(^^;
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ローター表面の油分をブレーキクリーナで落とし、外した逆の手順で取り付ければ作業は完了。
パッドも交換しようと思ったが、磨耗限界にはもう少し余裕があったので今回はそのままにしておいた。
リザーバータンクのフルード量を確認して、ブレーキペダルを数回踏んで踏み代を必ず出しておくこと。いきなり試走に出かけると、一発目はブレーキがまったく効かずに泣くことになるぞ(^^;踏み代を出してあっても、パッドとローターのアタリが出るまで効きが甘いので試走には十分注意するように。
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交換後、数百km走ったのでお約束のイップレッション。
ブレーキタッチは以前よりリニアになったが、これはローターが磨耗していたことが原因なので単なる気のせい(^^;
スリットのためだろうか、以前に比べてジャダーが少し増えたように感じるのも気のせいだろうか?
軽く峠道も走ってみたが、ノーマルに比べて格段に効きが良くなったというわけでもない。パッドがノーマル、それも少々磨耗気味なので当然だろう。
元々のブレーキタッチと効きに戻ったということで満足できる結果である。
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後日、リアのローターとブレーキパッドの交換を行う。時間が無くて作業中の撮影ができなかったため、画像が無くて申し訳ない。
リアローターは適当なチューニング系の社外品が無いので純正相当のものをドイツから個人輸入した。パッドはイギリスのdemon tweeksで処分品特価のFERODO DS2000を購入。このdemon tweeksは日本からのオーダーには日本人スタッフが日本語で対応してくれることで有名なショップ。価格はちょっと高めだが、ここでしか買えないものもたくさんあるので、黒森も時々利用している。
パッド交換はごく普通の片持ちキャリパーなので特に難しいことはない。リアローターの交換方法も基本的にフロントと同じ。リアローター交換の際、サイドブレーキは必ずリリースしておくこと。そうでないとどうやってもローターが外れてくれない。黒森もハマりました(^^;
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